農業簿記

【独学】農業簿記2級の学習記録(費目別原価計算)Part2

こんにちは!
はんベぇ(@hanbe_fukui)です


新規就農を目指し、大阪から先祖が住んでいた福井県に地方移住しました

今回の内容は、農業を始めるにあたって学習を開始した、

農業簿記(農業簿記検定)」についてです

内容は費目別原価計算の学習で、具体的には、

  • 材料費会計
  • 労務費会計
  • 経費会計

についての内容になります!

農業簿記検定2級の学習を開始しました!

少しでも、これから農業簿記の学習を始める方、農業簿記に興味がある方のお役に立てれば幸いです

それでは内容に参ります!

学習スタイル

学習内容の前に、簡単に私の学習スタイルについて触れたいと思います

  • 学習方法→独学
  • 使用教材→資格の大原が出している「教科書」と「問題集」

(こちらです⬇︎)

上記に加えて、同じく大原が出している「過去問」で学習を進めています

大原が出している教科書が「公式テキスト」です

それでは、内容に参ります!

材料費会計

このあたりの内容は、基本的には「工業簿記」と同じ考え方なので、

日商簿記2級の学習をした事がなく、初見の方だと結構厳しいかもしれません。。。

費目別原価計算のうち、まずは「材料費会計」からです

製品の製造に消費されるものが材料で、その消費高が材料費となります

材料費の計算は「実際消費量✖️消費価格」で求めます

具体例はこんな感じです

①材料購入時の仕訳(種苗を購入した場合)

(材料)500円 / (買掛金)500円

②材料消費時の仕訳(種苗を出庫した場合)

(仕掛品)500円 / (材料)500円

この時、材料の消費価格は原則として購入原価となるのですが、

同じ材料であっても購入原価が異なる場合があります

例えば、

1回目購入時の単価が「10kg @100円」
2回目購入時の単価が「20kg @200円」

この場合、在庫には30kgあることになります

その後、15kgの材料を消費した時、材料費はいくらになるの?という問題が起こります

このように購入した材料の単価が一定でない場合は、その材料を消費したときの材料費を計算する場合、

次の5つの方法で消費価格を計算します

  1. 先入先出法
  2. 移動平均法
  3. 総平均法
  4. 個別法
  5. 最終仕入原価法

それぞれ簡単に確認します!

先入先出法

これは、先に購入したものを先に出庫すると仮定する計算方法です

移動平均法

これは、材料を購入する度に、平均単価を計算する方法です

総平均法

これは、一定期間の材料の平均単価を計算する方法です

個別法

これは、個々の購入原価により消費価格を計算する方法です

最終仕入原価法

これは、直前に仕入れた単価を使用して、原価の計算や棚卸資産の評価を行う方法です

材料費の消費高を求める問題では、これらの方法が指示されています

どの方法も大事ですので、しっかり練習問題を解いて回答できるようにしたいと思います

(移動平均法だと計算が面倒です。。。笑)

予定消費価格

材料費の計算は「実際消費量✖️消費価格」で求めるのですが、

消費価格」については、実際の消費価格ではなく「予定消費価格」を用いる事が許されています

予定消費価格は、文字通り、予想して決定された価格です

予定消費価格を用いる理由

なぜ予定消費価格を用いるかといいますと、

  • 実際の消費価格が決定されるのを待っていると、原価の計算が遅れる
  • 同じ材料でも購入原価がコロコロ変わってしまい、原価が変動してしまうので、変動性を排除する

これらの理由があります

ただし、あくまで予定消費価格なので、ほとんどの場合で実際の消費価格とは異なることになります

材料消費価格差異があった場合

予定消費価格と実際消費価格が異ると、原価の差異が発生します

この差異を「材料消費価格差異」といいます

材料消費価格差異が発生するのは、次の2つのパターンです

  1. 予定消費価格<実際消費価格(借方差異)
  2. 予定消費価格>実際消費価格(貸方差異)

差異が発生した場合の具体例はこんな感じです

予定<実際(借方差異)

(材料消費価格差異)200円 / (材料)200円

予定>実際(貸方差異)

(材料)200円 / (材料消費価格差異)200円

予定消費価格を用いる問題では、差異をしっかり計算できるようにしておきたいです

材料費会計については、以上にしたいと思います

労務費会計

続いて労務費会計です

労務費は、労働において発生する原価のことです

例えば、賃金や給料などが該当します

労務費の計算は「直接作業時間✖️消費賃率」として計算されます
(消費賃率=賃金/就業時間)

具体例はこんな感じです

賃金支給時の仕訳

(賃金手当)900円 / (現金)900円

消費時の仕訳

(仕掛品)900円 / (賃金手当)900円

(この辺りは材料費と同じ考えです)

給与計算期間と原価計算期間が違う場合

ある月の、

給与計算期間が1日〜31日
原価計算期間も1日〜31日

だとします

この場合は特に問題はないのですが、

給与計算期間が前月21日〜当月20日(毎月20日締め)
原価計算期間が1日〜31日

このような場合だと、原価計算期間の要支払額を求める際は注意が必要です

原価計算期間が当月1日〜31日とすると、要支払額は、

  • 給与計算期間の支給総額(前月21日〜当月20日)
  • 当月末未払額(当月21日〜31日)

の合計額から、

  • 前月末未払額(前月21日〜前月31日)

を引いた金額になります

給料日の金額と当月末未払額を合計し、前月末未払額をマイナスして、原価計算期間に合わせるイメージです

予定消費賃率

労務費の計算は「実際作業時間✖️消費賃率」で求めるのですが、

消費賃率」については、実際の消費賃率ではなく「予定消費賃率」を用いる事が許されています

予定消費価格と同じです

予定消費賃率は、文字通り、予想して決定された賃率です

予定消費賃率を用いる理由は、予定消費価格と同じで、

  • 原価の計算が遅れる(計算の迅速化)
  • 農産物原価の変動性の排除

これらが理由になります

ただし、こちらもあくまで予定消費賃率なので、ほとんどの場合で実際の消費賃率とは異なることになります

賃率差異があった場合

予定消費賃率と実際消費賃率が異ると、原価の差異が発生します

この差異を「賃率差異」といいます

賃率差異が発生するのは、次の2つのパターンです

  1. 予定消費賃率<実際消費賃率(借方差異)
  2. 予定消費賃率>実際消費賃率(貸方差異)

差異が発生した場合の具体例はこんな感じです

予定<実際(借方差異)

(賃率差異)200円 / (賃金手当)200円

予定>実際(貸方差異)

(賃金手当)200円 / (賃率差異)200円

こちらもしっかり差異を計算できるようにしておきたいです

労務費会計についても、以上にしたいと思います

経費会計

最後に経費会計についてです

経費は、材料費・労務費以外の原価です

例えば、減価償却費や水道代などです

経費会計については、その把握方法によって、4つの経費に分類されます

  1. 支払経費
  2. 月割経費
  3. 測定経費
  4. 発生経費

こちらの4つです

支払経費は、原価計算期間と経費の支払額の計算期間とが異なっている場合(前払い・未払いがある場合)には、これらを考慮して計算する必要があります

月割経費は、1年分または数ヶ月分の発生額を月割りにして計算します(減価償却費など)

測定経費は、メーターなどで使用料を測定し、使用料に基づいて計算する経費です(電気代など)

発生経費は、当月の発生額に応じて把握する経費です

経費の当月消費額については、問題文からしっかり算出できるようにしておきたいです

経費会計について、あまり記載することがありません。。。

最後に仕訳の例を記載します

①経費を500円支払った

(経費)500円 / (現金)500円

②経費500円のうち、100円が直接経費である

(仕掛品) 100円 / (経費)100円

かなり極端な例ですが、仕訳はこのようになります

以上で費目別原価計算の内容である、

  • 材料費会計
  • 労務費会計
  • 経費会計

については終わりになります

今回の内容は、日商簿記2級で工業簿記を学習していたので、そこそこ順調に学習できました

これから少しづつ難しくなりそうです。。。

それでは!

ABOUT ME
はんべぇ
大阪から福井へ移住したアラサー。 国税職員→エンジニアを経て、農業経験0から新規就農を目指しています。 夢は「独立し法人を経営すること」 地方へ移住し、農業を始めて体験した事、学んだ事をメインに発信する雑記ブログを運営しています。 地方移住のリアル、非農家が農業を始めた結果などを書き留めていきます。