農業簿記

【独学】農業簿記3級の学習記録(固定資産・育成仮勘定など)Part3

こんにちは、はんベぇ(@hanbe_fukui)です!
新規就農を目指し、大阪から先祖が住んでいた福井県に地方移住しました

今回の内容は、農業を始めるにあたって学習を開始した、

農業簿記(農業簿記検定)3級」についてです

今回は、

  • 固定資産
  • 育成仮勘定の考え方

について学習しましたので、こちらの内容が中心になります!

(前回の記事はこちらです)

【独学】農業簿記3級の学習記録(収益・費用・資産・負債)Part2 こんにちは、はんベぇ(@hanbe_fukui)です!新規就農を目指し、大阪から先祖が住んでいた福井県に地方移住しました ...

少しでも、これから農業簿記の学習を始める方、農業簿記に興味がある方のお役に立てれば幸いです

それでは内容に参ります!

なぜ農業簿記を学習しているの?
(こちらの記事からどうぞ!)

【農業簿記とは?】独学で農業簿記2級・3級の勉強を始めました! こんにちははんベぇ(@hanbe_fukui)です! 新規就農を目指し、大阪から先祖が住んでいた福井県に地方移住しました ...

固定資産について

前回の学習で「資産」について学習しましたが、

今回はその資産の中の「固定資産」についてです

固定資産とは、1年以上保有・使用する資産の事を言います

建物や機械などをイメージしてもらうといいかもしれません

農業簿記でも、当然機械などの固定資産が登場します

購入時は「資産」として計上し、決算時に「減価償却費」を計上する

という流れは普通の簿記と大きく変わりません

建物や機械の場合は、普通の簿記と同じように考えれば良いのですが、農業簿記の特徴として「生物」「育成仮勘定」という勘定科目があります

この「生物」「育成仮勘定」は固定資産として考えます

固定資産として考えるので、減価償却も行います

「生物」「育成仮勘定」について、具体的な例を用いて確認したいと思います

「生物」の考え方

生物は固定資産と考えるのですが、例えば

  • 搾乳牛
  • 成熟した果樹

などです

搾乳牛の例でみていきます

まず搾乳牛を、お乳が出るようになるまで育てる必要があります

この搾乳牛を育てるために掛かった費用は、搾乳牛が売上に貢献するようになるまで(=お乳が出るようになるまで)は「育成仮勘定」として固定資産に計上します

期中に育てるための費用を払っていて、決算時に「生物」になっていない場合は、

「(借方)育成仮勘定 ✖️✖️ / (貸方)育成費振替高 ✖️✖️」

として、育てるために掛かった費用を「育成費振替高」という勘定科目を用いて減少させます

「育成費振替高」は費用勘定です

そして晴れてお乳が出るようになった時は、

「(借方)生物 ✖️✖️ / (貸方)育成仮勘定 ✖️✖️」

として、これまで育てるのに掛かった費用(=育成仮勘定の金額)を「生物」に計上することになります

牛さんが固定資産というのは、結構違和感ありますよね笑

ざっくりですが「生物」「育成仮勘定」についてでした

減価償却費

建物などの固定資産については、減価償却を行い「減価償却費」を計上します

  • 「直接法」と「間接法」
  • 「(旧)定額法」と「定率法」
  • 「資本的支出」と「収益的支出

などは普通の簿記と同じ考えです

日商簿記3級の知識があれば十分理解できる内容だと思います

補足:減価償却について

「減価償却」

コレ、理解するの難しくありませんか?笑

というのも、私は中々理解できず、かなり苦手だったからです

日商簿記3級の受験時は理解できておらず、解き方だけ覚えてゴリ押ししました笑

要は、

固定資産を、売上を得るために利用した期間に応じて費用計上する

ということです

例えば、たこ焼き屋さんが「たこ焼き器」を100万円で購入したとします

このたこ焼き器は10年使うことができるとします(年数は適当です)

当然「たこ焼きを作って販売する」という売上に貢献しています

10年間、売上に貢献するこのたこ焼き器を、最初の1年間で全額費用にしていいのでしょうか?

わかりやすく、費用がたこ焼き器代だけだと仮定すると、

  • 1年目 売上 200,000円 費用 1,00,000円
  • 2年目 売上 200,000円 費用 0円
  • 3年目 売上 200,000円 費用 0円
  • 10年目 売上 200,000円 費用 0円

明らかに、売上と費用が対応していないのがわかりますよね。。。?

1年目だけめっちゃ赤字なのも、おかしいですよね

これだと明らかにバランスが悪い(企業の業績を正確に捉えていない)ので、売上に貢献した期間(この例では10年)で費用計上しましょう

ということになります

固定資産は高額になりやすいので、「支払った金額すべて」をある年の経費に計上してしまうと、その年だけ異常な業績になってしまいます

何となく理解して頂けたでしょうか。。。?

減価償却の考え方は2級以降でも必要となってくるので、しっかり理解・復習したいところです

ここまでで結構長くなってしまったので、今回はここまでにしたいと思います

次の「決算書の作成」についての記事で、インプットは最後になります

そちらもよろしければ是非ご覧ください!

ここまでお読み頂きありがとうございました!

ABOUT ME
はんべぇ
大阪から福井へ移住したアラサー。 国税職員→エンジニアを経て、農業経験0から新規就農を目指しています。 夢は「独立し法人を経営すること」 地方へ移住し、農業を始めて体験した事、学んだ事をメインに発信する雑記ブログを運営しています。 地方移住のリアル、非農家が農業を始めた結果などを書き留めていきます。