こんにちは!
はんベぇ(@hanbe_fukui)です
新規就農を目指し、大阪から先祖が住んでいた福井県に地方移住しました
今回の内容は、
「国税専門官をオススメしたい人」
についての記事になります
公務員試験を受験される人は、ほとんどの人が「公務員試験を併願」していると思います
複数の試験を受けているのは普通のことなのですが、どうにも国税専門官は人気がありません笑
(私が公務員試験を受験していた当時も、その傾向がありました)
国税専門官でググると「国税専門官 やめとけ」と表示されることも。。。
公務員受験生には相変わらず不人気(滑り止め扱い)の国税専門官ですが、私が思う
「国税専門官をオススメしたい人」
について、現場にいた経験を踏まえて記載していきたいと思います
- 「公務員試験の受験を考えている方」
- 「国税専門官を受験している方」
- 「どの公務員になるか迷っている方」
は是非ご覧いただければと思います!
(「国税専門官になった経緯」などはこちらの記事からどうぞ!)

(「国税専門官になって良かったと思う事」についてはこちらの記事です!)

それでは内容に参ります!
税金・会計に興味がある人
まずは何と言ってもこれですね
税金(税法)や会計に興味がある人には、オススメしたいです
仕事をする上では、興味を強く持っている必要はないのですが、やはり興味がないと辛いと思います
どういうキャリアを歩んでいくかで特化する領域が異なるのですが、何かしらの税法は関係してくるので、興味がある人にとってはとても良い環境だと思います
また、国税専門官を経て、
「税理士」
「会計事務所や民間企業の経理に転職」
といったキャリアを進んだ人も多くいます
国税専門官になって、いずれは税理士として独立することを考えていた人もいたので、
そういう意味でも税・会計に興味がある人にはオススメです
主な仕事となる「税務調査」でも税法・会計については深く関与することになります
興味があることはもちろん、そういうことを学びたい人にとっても良い環境だと思います
色々なご意見があると思いますが、税務調査をしていたという経験は、とても貴重です
税理士はもちろん、経理担当者になった場合など、色々なケースでこの経験は役にたつと思います
こちらがオススメしたい1つ目の内容でした
仕事に専門性を求めたい人
次はオススメしたい2つ目の内容です
「仕事に専門性を求めたい人」です
公務員というのは、色々な種類があります
- 市役所の職員
- 警察官
- 消防士
- 看護士
などなど
その種類によって、
- ゼネラリスト(行政職に多く、一般的にイメージされる公務員です)
- スペシャリスト(専門職)
というように、区別できます
国税専門官は専門職です
名前からして、専門性が強いのはなんとなく理解してもらえると思います笑
昔はゼネラリストの「総合職」が人気だったかもしれませんが、最近はエンジニアなどの「専門職」が人気が出てきていると感じます
「手に職」という意味でも、専門職は強いと思います
「総合職」「一般職」「専門職」
どの道を選ぶかはその人によりますが「専門職を目指したい」という人には国税専門官をオススメします
税金に特化した仕事をすることができますし、転職後はもちろん退職した後でもその知識は有用となる事が多いので、専門とする分野(税金の知識)にムダ?がないのも良い点だと思っています
余談ですが、この「専門性」というのは、公務員を退職してからとても有用だったと感じました
異業種に転職することになっても「税金に詳しい」というアドバンテージは、とても有り難かったです
こちらがオススメしたい2つ目の理由でした
正義感が強い人
続いてオススメしたい3つ目の内容です
「正義感が強い人」です
「正直者が馬鹿をみる世界を作らないために」
これは、よく国税専門官の説明会などで言われるフレーズです
- 国税専門官は「併願先の一つ」
- 公務員であれば何でもいい
このように「国税専門官の志望度が高くない」人にとっては、イマイチ響かないかもしれません
しかし、正義感が求められている職場だというのは、何となくわかって頂けると思います
国税専門官の志望度が高く、入庁前から正義感が強い人は是非国税専門官となって活躍をして頂きたいです
また、この「正義感が強い人にオススメ」というのは、他にもう一つ意味合いがあります
どの仕事もそうだと思うのですが「国税専門官」も決して楽ではありません
暴言を吐かれることもありますし、身の危険を感じることもあります
(いつもそうではありませんよ!)
調査で数字を出せば出すほど、納税者から悪口を言われたり、税務署内部の人からも叱られたりと、辛いことも多いです
そんな時、モチベーションを保てたのは「正義感があった」からです
これは私の実体験です
調査で結構数字を出せるようになっていたのですが、調査先や税理士からは厳しいことを言われるし、税務署内部からも叱られたりして、
「自分は誰(何)のために仕事をしている(数字を出している)のだろう」
そう思いました
たとえ目の前の納税者からはボロクソに言われたとしても、真面目に確定申告している人が馬鹿をみないようにしないといけません
悪いことをしていたり、正しく計算できていないのに、それを国税側がきちんと指摘しないと、正しく真面目に申告している人は「それやったら私も売上抜いたろ」と言いたくなりますよね?
そのような正しくやっている人たちの為にも、たとえ辛くても目の前の納税者に向き合わなければなりません
「正直者が馬鹿をみる世界を作らないために」
この言葉の意味を、なんとなく理解して頂けたでしょうか
辛いことも多かったですが、私がモチベーションを保てたのは、この「正義感」のおかげでした
仕事を続けていく、上手くやっていくためにも「正義感が強い人」にオススメしたい
そういう意味合いもあって私はオススメしています
長くなりましたが、こちらが3つ目の内容でした
大きい仕事がしたい人
こちらが最後の内容です!
オススメしたい4つ目の内容
「大きい仕事がしたい人」です
言葉が子供っぽくてすいません。。。笑
この「大きい仕事がしたい!」というのは、結構大事なことだと思います
国税というのは、組織が大きいです
国税庁がトップにあって、各国税局、各税務署と
基本的に、組織のピラミッドの上に行けば行くほど、大きい(多くの人に影響を与える)仕事をすることができる可能性が高くなります
他にも財務省への出向もありますし、他の行政機関への出向もあるので、色々な仕事をすることができます
(私が財務省へ出向した話は後日投稿します。。。)
もちろん「人事」が絡むので、自分の希望通りになるかはわかりません
これまでの勤務成績やタイミングなど様々な条件がありますが、こういった仕事をすることができますので、大きい仕事をしたい人にとっては国税はオススメです
以上が、私が「国税専門官をオススメしたい人」でした
公務員試験を併願されている人にも、この記事の内容が当てはまっている人が結構いると思います
ただ併願されるだけでなく、国税専門官もきちんと1つの選択肢になる事を願って、今回の記事を終わりたいと思います
ここまでお読み頂きありがとうございました
それでは!
